お片付けのプロ集団アンカーズ、2013年に産声をあげ、来年で10年となります。現在では毎日お仕事を頂けるまでにお客様より育てて頂いたのですが、立ち上げから2年間はお仕事がゼロでした。当時、終活(しゅうかつ:終末活動・終焉活動)や遺品整理という言葉はありましたが、それを具体的に理解している人は少なかったと思います。
実際山形で初めて終活イベントが開催されたのが2012年だったのですが、来場者より出店業者の人数の方が圧倒的に多かった事を覚えています。
だから、家財整理や遺品整理で困る人が多くなる事は予測がついておりましたが、どの様に顧客と接点を持てば良いのかという事が全く分かりませんでした。
そこで、終活のセミナーを自前で開催する事を思いつきました。2年もお客様がいないといろんな事を考える訳ですが、この終活セミナーも苦肉の策と言っていいかもしれません。
そしてそのセミナーで使用する為に作った終活ノートが「こころの整理帳」というものでした。終活が一般化した言葉でなかった為、終活という言葉は使用せず、シニア世代をターゲットとして、これまでの人生を棚卸しし、これからの人生について思いを馳せるというお片付けがメインの内容にしました。
この終活ノート、先日自宅の物置を整理していたら出てきたんです、10冊ぐらい。中身を見ると手前味噌ですが、すごく分かりやすくて良くできている。そして、私が苦心して書いた、はじめにの文章も今考えている事と全く同じメッセージが力強く記されておりました。
現在は2年前に「おしゃれ終活・俺の終活」という終活ノートが出来ましたので、こちらにて終活セミナーを開催しております。
こちらはもっと内容が深く、使い勝手も良い内容となっており、アンカーズセミナールームでは毎月第三日曜日にこちらのノートを使ったセミナーを開催しております。