昨日、鶴岡のパーソナルジム「famille」で、人生初となるパーソナルトレーニングが始まった。いきなり半年契約。もう逃げ道はない。半年後には「やって良かった」と胸を張れる自分に会えるだろうか、そんな一抹の不安と期待を抱えてジムの扉を開けた。
初回メニューは、いきなり重りを担いでスクワット…ではない。呼吸から始まり、姿勢、骨盤の傾き、肩の位置を確認して、じわじわと動きを重ねていく。大したことをしていないように見えるのに、終盤には脚がぷるぷる、呼吸が浅くなる。
そして終了後の感覚は、水泳1kmを泳ぎきった後のような、じんわり全身にまとわりつく疲労感。汗はじわっと、頭はぼんやり。けれどこの疲れは、嫌じゃない。どこか心地よく、体が「よくやった」と言ってくれている気がする。
トレーナーからは、「この半年は、数字だけじゃなく日常の感覚も記録してください」とアドバイスされた。眠りの深さ、肩のこり具合、夕方の足の重さ…そうした変化が積み重なっていくのが楽しみになるらしい。