昨日の 鳥海山 の初冠雪に続き、今朝は 月山 も白くお化粧をしていました。いよいよ冬がそこまで来ています。
昨日の社内ミーティングでも、今シーズンの除雪計画やタイヤ交換の話題がちらほらと。毎年のことながら、この話題が出ると「冬が来るな」と実感します。
そんな折、ある廃棄物の一元管理会社様から当社への会社確認がありました。こういったコンサル系の会社は世の中に数多くありますが、実際に現場まで足を運んでくださる企業はそう多くありません。その中でも、この会社の社長は毎年東京から自ら足を運んでくださる方。ありがたい限りです。
本来であれば当社へのヒアリングで終わるところですが、全国各地の処理業者を見て回っている方でもあるので、むしろこちらから質問攻め。業界の先進的な取り組みやこれからの方向性について、現場目線のリアルなお話を聞かせていただきました。規模は違えど、同じように会社を預かる立場として感じるものがあります。
視点はやはり「虫の眼・鳥の眼・魚の眼」。目の前の現実を感じながらも、10年後、20年後の未来と時流を見据える。そんな視点を共有しながら、互いの将来像を語り合う時間となりました。
歴史を振り返れば、超優秀と評された 徳川慶喜 も、将軍在任中は京都に留まり、江戸には一度も足を踏み入れなかったといいます。どれほど先を見通す力があっても、現場との接点がなければ、組織は動かない。
やはり「現場を歩く」ということは、いつの時代も変わらない大事なことなのです。
冬の足音とともに、業界の未来を静かに、しかし力強く見つめる一日でした。