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886/1000 私たちの業界、産業分類が変わるらしい 

886/1000 私たちの業界、産業分類が変わるらしい 

ごみの受け入れをしていると、不思議な時がある。

 

全く同じ冷凍庫が出てくる日があるのだ。

同じメーカーで、同じ大きさで、同じ色。

 

冷蔵庫ならまだ分かる。数が多いから重なることもあるだろう。

けれど冷凍庫は違う。そもそも持ち込まれる数が少ない。どちらかと言えばレアな存在だ。

 

そのレアな冷凍庫が、しかもレアなメーカーのものまで、同じ日に持ち込まれたり、収集に伺った先で続けて出てきたりする。

 

同じ頃に売られ、同じ頃に使われ、そして同じ頃に役目を終える。

家電にも“寿命の季節”のようなものがあるのかもしれない。

 

そんなことを考えていた時、私たちの仕事の分類が変わっていくという話を聞いた。

 

これまで私たちの仕事は、ざっくり言えばサービス業と括られてきた。

けれどこれからは「資源循環業」というような分類に再編されていくのだという。

 

なるほどと思った。

 

これまでは不要なものの終着点というイメージだったかもしれない。

けれどこれからは再出発地点という立場になるのだろう。

 

同じ冷凍庫が同じ日にやってくるのも、単なる偶然ではなく、社会の中でモノが一斉に役目を終え、次の循環へ向かっていく節目のようなものなのかもしれない。

 

私たちはごみを受け入れているようでいて、実は資源の流れの途中に立っている。

 

そう思うと、いつもの持ち込みの風景が少し違って見えてくるのだ。