56/100 眼鏡選びと整理収納
新聞に、眼鏡の選び方についての記事がありました。
顔に似合うかどうかだけでなく、「自分がどう見られたいか」「どんな印象になりたいか」を考えて選ぶとよい、という内容です。
知的な雰囲気なのか、親しみやすい感じなのか。
同じ人でも、眼鏡ひとつで印象は変わるものです。
これを読んで、整理収納も同じだなと思いました。
片付けようと思うと、まず収納用品が気になります。
この棚なら収まりそう、この箱ならきれいに見えそう。私自身も、ついモノから考えてしまいます。
でも、その前に考えたいのは、
「ここで、どんな暮らしをしたいのか」ということ。
朝、探し物をせずに出かけたい。
食卓をすぐに使えるようにしたい。
好きなモノを眺めながら、ゆっくり過ごしたい。
目指す暮らしが違えば、残すモノも、置く場所も変わってきます。
例えば、朝の支度を楽にしたいなら、毎日使うモノを取り出しやすい場所にまとめる。好きなモノを楽しみたいなら、あれこれ詰め込むより、気に入ったモノがよく見える余白をつくる。
「きれいに収まったか」に加えて、「自分が過ごしやすくなったか」まで確かめたいところです。
記事には、眼鏡を試着するときは、全身鏡で服装とのバランスを見るとよい、ともありました。
これも整理収納に通じます。
棚の中は整っていても、そこからモノを取り出すたびに遠回りしていたら、毎日の暮らしでは使いにくい。少し離れて、部屋全体や自分の動きを見てみることも大切です。
似合う眼鏡を探すように、自分に合う暮らし方を探してみる。
片付けを始める前に、
「ここがどうなったら、私はうれしいだろう」
と考えてみると、手をつける場所も見えてくるかもしれません。

