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毎日ブログ

2026/11/01

今日は、南陽市にある宮城興業さんの八十五周年感謝祭へ行ってきました。

 

宮城興業さんは、革靴を作る老舗メーカー。

私も何足か愛用しています。

 

革には、履き込むことで少しずつ育っていく魅力があります。

足になじみ、しわが入り、色や艶も変わっていく。手入れをしながら、その変化を楽しめる一足に出会えることが、このイベントの醍醐味でもあります。

 

今回は、茶色のローファーと、明るい茶色のスエードのダブルモンクを迎えました。

 

そして、なんと社長ご本人にフィッティングしていただきました。

 

革のこと、ソールのこと、さらには縫い方の難しさまで、丁寧に説明していただきました。

普段は何気なく見ている縫い目にも、技術や手間が込められている。そのお話を伺うと、目の前の靴の見え方も変わってきます。

 

中でも印象に残ったのが、ダイナイトソールのお話です。

 

靴好きには知られる逸品ですが、その名前の由来までは知りませんでした。

 

「DAY&NIGHT」。

人気があり、昼も夜も作るほどだったことから、ダイナイトという名前になったのだと教えていただきました。

 

そして、そのソールが百年以上たった今も使われている。

 

私は、そこに素晴らしさを感じました。

 

百年前に人気があったものが、今も作られ、誰かの足元を支えている。

時代が変わり、新しい素材や製法が生まれる中で、選ばれ続けているのです。

 

その間には、作り続けてきた人たちと、使い続けてきた人たちがいるのでしょう。

社長のお話からは、そうした歴史やものづくりへの敬意が伝わってきました。

 

宮城興業さんも、今年で八十五周年。

長く続いてきたものの価値を知り、それを自分たちの靴に生かしている。その姿勢にも心を引かれました。

 

会社を受け継ぐ私にとっても、考えさせられるお話でした。

日々の仕事を大切に積み重ねながら、次の世代にも必要とされる仕事を残していきたいと思います。

 

帰宅して、買ってきた二足を眺めています。

 

これからどんな服に合わせようか。

履き込むうちに、どんな表情になっていくのだろうか。

 

作りのお話を伺ったことで、これから育てていく楽しみも増しました。

 

八十五周年、おめでとうございます。

靴と一緒に、心に残るお話も持ち帰ることができました。