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毎日ブログ

2025/07/03
579/1000 まだ海開き前。でも海もカニも、もう始めていた   

車で庄内浜の海岸線を走っていた。

窓を開けると、潮の香りがふわっと鼻をくすぐる。

その瞬間、「ああ、夏が来るな」と思った。


海開きはまだ先のはずなのに、

浜辺の空気は、もうすっかり夏の準備ができていた。


監視本部の前では、スタッフの皆さんが監視台や資材を運んでいて、

その様子にはすでに、夏の高揚感と緊張感があった。

今年も始まる。庄内の夏が。


ふと視線を海に向けると、もう海に入っている人たちがいた。

高校生くらいのグループがTシャツのまま、波に飛び込んでいる。

まだ“正式には”開いていないけれど、この暑さじゃ入りたくもなる。

夏は、誰かが「スタート」と言う前から始まっている。


そして道路では、ちょっとしたサプライズがあった。

モクズガニが1匹、トコトコと横断中。


あまりの暑さに誘われて出てきたのか

と思ったが、実はこの時期、彼らは産卵のために海へ下りてくるらしい。

モクズガニは普段、淡水〜汽水域に生息しているけれど、

夏になると、こうして海岸線の道路を横断することがあるのだという。


生き物たちは、人間の都合とは関係なく、ちゃんと自分たちのリズムで夏を始めている。


もしかすると、「開くのを待っている」のは僕たち人間のほうなのかもしれない。


海も、波も、風も、カニさえも、もうとっくにスタンバイOKだ。


今年もこの庄内浜が、何かを洗い流し、何かを始めさせてくれる気がする。

そんな夏の入り口に、車窓から少しだけ立ち会った気がした。

2025/07/01
592/1000 夏にウールコートを探す理由   

外は30度を超える夏日。

蝉の声が響き始めたばかりの昼下がり、

アイスコーヒー片手にスマホをスクロールしている。

探しているのは、ウールのコートだ。


この時期に?と思われるかもしれないけれど、

実はこれ、僕にとっては毎年恒例の“夏の始まりの冬支度”。


ちょっと変わってるかもしれないけれど、理にかなっていると思っている。


まず、夏の立ち上がりって、まだ目立たないけれど、しれっとセール価格で、しれっと在庫も豊富。

しかも最近は、セール価格でも返品OKのショップが増えている。

気軽に取り寄せて、気に入らなければ戻せばいい。

そのくらいの気持ちで冬物に触れられるのは、今の買い物の面白さだ。


実際、昨年はこの方法でダウンジャケットをゲットしている。

10月を迎える頃にはすでにスタンバイ完了。

「あ、寒くなったな」と思った日には、もう着られる。

あの感覚は、けっこう気持ちいい。


今、気になっているのはオリーブカラーのウールコート。

カーキより落ち着いていて、土臭さのない、どこか品のある色。

着こなせたらかっこいいと思う。

だけど、妻からは無難なネイビーを勧められている。


「手持ちの服に合うし、長く着られるよ」

それはその通り。ネイビーには安心感がある。


だからまずは、オリーブを取り寄せてみることにした。

実際に袖を通してみて、「やっぱりこれはハードル高いな」と感じたら、

その時は素直にネイビーにしようと思っている。


好きなものを追いかけながら、現実との折り合いもつけていく。

服選びって、そういう小さな判断の連続なんだろうなと思う。


汗をかきながらスクロールしたこの一枚が、

秋の朝に袖を通したとき、

「この暑さも、悪くなかったな」と思わせてくれる

そんな買い物になるといい。

2025/06/29
590/1000 みんな居場所を求めてきた    

今日は、コロナの病み上がりということもあって、

朝からゆっくりめにウォーキング。

その流れで草刈りして、気になってたガレージの片付けまでやって、

身体を少しずつ“現世”に戻していた。


で、午後はと言えば──

『GUNDAM ジークアークス』全12話、6話から一気に観た。


いや〜、面白かった。

ファーストやZを観てきた身としては、ああいう“わかる人には刺さる”演出も多くて、じわじわ嬉しかったりする。


でも今回なにより印象的だったのは、「視点が変わったなあ」ってこと。

昔の自分なら、主人公にがっつり感情を乗せて観ていたはずなのに、

今はちょっと距離を置いて観てる。

なんなら、部長ポジションのシャリア・ブル目線の方がしっくりくる場面も多かった。


子どもの頃は、「俺を見ろ!」って叫ぶ主人公に、自分を重ねてた。

今はもう、ああいう真っすぐさに懐かしさすら感じてしまう。


今の若い世代が、ジークアークスの主人公たちに共感するのも分かる。

居場所がうまく見つからなかったり、空気を読みすぎてしんどかったり。

そういう中で、GUNDAMという“自分だけの居場所”に惹かれていく感覚は、昔も今も変わらないのかもしれない。


そして、自分が今そこに直接は共感できなくても、

「そうか、そういう時代なんだな」って少しだけ俯瞰で観られるようになったのは、

今のボクには居場所があるからなのかもな〜と思ったりした。


2025/06/27
588/1000 岩ガキの季節に、父を想う  

庄内浜の初夏といえば、やっぱり岩ガキ。


「牡蠣といえば冬でしょ?」と思われるかもしれませんが、それは“真ガキ”の話。

庄内浜で旬を迎えるのは“岩ガキ”。春から夏にかけて冷たい雪解け水が流れ込むことで、身がぷっくりと太り、クリーミーで濃厚な味わいに育ちます。この時期にしか味わえない、まさに海の恵みです。


そんな岩ガキにまつわる、父の昔話をひとつ。


海辺の温泉街にあった父の実家は、決して裕福とは言えない家。けれど目の前には海がありました。海開き前のまだ冷たい磯に潜っては、牡蠣やワカメを採って空腹をしのいでいたそうです。


ある日、観光客がその様子を見て「その牡蠣、食べてみたい」と声をかけてきた。

父が焼いて差し出すと、その味に観光客は大喜び。

それを見た父少年、ピンときた。


「自分で食べるより、売った方がコスパがいいかもしれない」

そこからが父の真骨頂。

観光客が来そうな時間を狙って磯に潜り、網で牡蠣を焼く。

香ばしい香りが届くように工夫し、タイミングを見て、醤油をジュッと垂らす。

香りに誘われて足を止めた観光客に焼きたてを差し出せば……もう、完売。


もしかすると、父の“商いのセンス”は、この頃に芽生えたのかもしれません。


今、この季節に岩ガキを味わうと、父の話がふっと蘇ります。

磯の香りと、ジュッという醤油の音とともに。


でもね、本当に好きな人はこう言うんです。

「生で、レモン汁を搾ってどうぞ」と。


魚屋さんに牡蠣が並び始めると、夏が来たなあと実感する今日この頃です。

2025/06/25
586/1000 浮かれないって、実は最高の幸せ   

何にも考えず、ひたすら寝る。

この数日、それしかしていない気がする。

3回目のコロナを経て、体も頭もシャットダウンモード。

ただ眠る。食べる。水を飲む。

そんな動物的な時間を過ごしていると、

逆に自分の中に、静かなスイッチが入るのがわかる。


「さて、次は何だ?」


そう思った瞬間から、自然と次のミッションに向かって

淡々と準備を始めている自分がいる。

この感覚、昔はなかった。


イベントが終われば打ち上げたくなって、

何かがうまくいけば、誰かに話したくなって、

落ち込めば、誰かに慰めてほしくなった。


でも今は違う。

次のステージへ。

ただそれだけを、静かに見つめている。


浮かれないで生きていられるってのが、

実は自分にとって、一番の幸せなのかもしれない。

余計なアップダウンがないから、

ちゃんと味わえるんです。

毎日の小さな手応えとか、

ゆっくり治っていく体の声とか、

ごはんがうまいとか、

それが一番だってことを。

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