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  1. 毎日ブログ
 

毎日ブログ

2023/12/26
新しい年を新しい香りで迎える  
 消臭の仕事をしている為、ニオイには敏感です。ゴミ屋敷の臭い、猫屋敷の臭い、最近ではそのお部屋を拝見しなくともその方のニオイからお部屋の状況を推察できるレベルにまで達してしまいました。
 現場ではクリアな嗅覚が求められますので、私は香水などつけることはこれまでありませんでした。しかし、新しい年を迎えるに当たり、アロマっていいなと感じられる香りと出会うことができ、新しい年は新しい香りで迎えようと考えています。それは「イソップ」というオーストラリアはメルボルン生まれのスキンケアブランドの香水を紹介されたのがきっかけです。イソップのアロマ製品は植物由来成分でナチュラルでリラックス感のある香りが特徴。とっても洗練されたイメージの商品が多く、「俺、香水付けて来ました!」みたいにならない自然さもステキな所です。
 私が来年2024年の香りに選んだのは、ヒュイルオールドパルファム。こちらは日本の森林にインスパイヤされたとう、清涼感があり落ち着いた香りが魅力です。使用してみると、まるで羽黒山の石段でも歩いているかのような、あの濃密で湿り気のあるひんやりした空気がして苔の生えた岩肌や、枯れた杉の葉や皮のような香りがしてきます。
 時間で香りの変化も楽しめるようですので、これも新たな愉しみとなるポイントです。。ちょっとしたことで人生は輝きだす。そんな事を感じられる良いアイテムとの出会いでした。

2023/12/22
令和5年最後の人形供養  
 本日は冬至ということで、今日を境に日が長くなると思うとなんだかとっても嬉しくなってしまいます。昨日からこちら庄内では雪が降り、平地では今シーズン初めての除雪車が走りました。なんだか疲労感があるなと思ったら、そう除雪していたからなんだと気がつきました。この冬はシーズン前から暖冬ではないかと言われておりましたが、今のところその傾向は強いのではないかと感じています。スキー場なんかではこの寒波待ち遠しいかったことでしょう。
 そんな大雪の日ですが、人形や遺影、お札やお守りといった物の御供養を荘内神社様よりお越しいただき執り行うことができました。今年は特に人形が多く、それも木目込み人形など趣味の作品が多数を占めました。干支であったり、市松人形であったり本当に力作ばかりなのですが、床の間がない現代のお家には飾る所が無いなどの理由で悩んだ挙句やはり処分するという決断をされたお客様が多くいらっしゃいました。
 頂き物や故人の作品の取り扱いで、とても悩んでしまうということがあります。物と向き合っている自分の心の状態はネガティブになっていることが多いのですが、プレゼントを贈った側や制作者側は、「あなたがどうしようと気にしてないわよ!」なんて事も実は多いんです。
 悩むなんて事ではなく、贈り主や制作者を心の中に想い浮かべてお話してみてもいいかもしれませんね。相手の笑顔が見えてくると思いますよ。
 いよいよ、令和5年もあと10日を切りました。後始末に心を込めて、いい歳お迎えください!

2023/12/20
量と質  
 量と質、どちらが大切か。どっちも大切とは思いますが、ある美術学校で行われた研究事例によれば、量の方が成果が出やすいという結果が出たのだそうです。研究では、陶芸の授業で生徒を二つに分け、一方には作品の量によって、他方には作品の質によって採点すると告げました。すると優秀な作品は全て量の採点グループから出たというのです。
 量のグループではたくさんの作品を作る過程で何度も失敗しながら学び、良い作品が生まれて行きました。一方質のグループでは議論する時間が長く実際に制作する時間というのが少なくなっていたのだそうです。
 議論することも大切な時間ですが、やはり大事なのは行動なのでしょう。これは陶芸作品というお話ではありますが、これを人間の一生と置き換えて考えてみるとどうでしょう。議論の時間が長過ぎて気がついた時には時間が足りない。これではせっかくの人生がもったいない。
 スイスの心理学者ユングは、「正い生き方とは何か」という問いに対し、「あなただけの次の一歩踏み出そう」と訓えました。あなただけの次の一歩とは何か。それは、正解など分からなくとも、自分の時間と能力を最大限使って力強く一歩を踏み出すこと。そう、行動する事なのだと感じます。
 陶芸の研究事例とユングの訓え、人生という限りある時間の中で、何を大切にして行きていくべきかを示してくれています。

2023/12/18
大荒れの観音様のお年夜  
 毎年12月17日は七日町観音堂の例祭、だるま祭り。本日(18日)はそのお片付けで観音堂にお邪魔してました。このだるま祭りはその昔、遊女達が運命を変えるべく観音様に願をかけたことが始まりとされています。
 昨日はだるま祭りの名の通り、正月の縁起物であるダルマや招き猫、熊手などを売る出店が並んで多くの参拝客で賑わいました。不思議なのは、毎年この日は大荒れの天気なんですね。その事について地域の御隠居に伺ってみると「毎年大荒れの空模様なのは、遊女の涙や想いが吹き荒れているんだよ。」そう教えてくれました。このお祭り、コロナの時期も乗り越え、その歴史は江戸時代から続くということです。どんなに時代が変わっても幸せに暮らしたいという願いは一緒ですね。
 昨日は本当に大荒れの庄内地方で、今日は朝から停電で夜間対応した話や、ゴミステーションが風で飛ばされて場所が変わったなどの連絡を多くいただきました。平地でも白くなり、いよいよ冬本番を迎えますね。
 今シーズンは持病の重度の霜焼けに悩まされることもなく、幸せに暮らしている筆者です。暖冬なのか、はたまた観音様のご利益か、ありがたいことです。
 
 

2023/12/16
友人ってありがたい。  
 一生の内でどれほどの親友・友人と呼べる人と出会うのだろう。そしてそれほど多くはない友人・親友を忙しいとか言って本当に大切にしてきたのかな?そんな事を考えます。本当に大切なモノを大切にできていないのはなぜか。
 それは一つには時間や余裕がなかったりということが挙げられるでしょう。それでは時間や余裕とはどうやって作るのか、様々方法はあると思うし、人によってもその感覚は違う。ではどうやって?。それは多くの人にとってモノのお片付けであったり、整理収納を通じて作るものではないかと思っています。
 例えると、メールの受信ボックス。物凄い数の迷惑メールが毎日押し寄せていて、本当に大切なメールが行方不明になっているとしたら、これをフォルダで分けたり、迷惑メールに分類して大切なメールを取り出しやすくしてあげますよね。これが整理収納であったり片付けにおける具体的な手段(Doing=やり方)です。そうして職場だったり、家庭だったり、時間の使い方だったり様々な場面で環境を整えてあげることが、人生を好転させてゆくきっかけになる。そしてbeing=あり方を形作って行くのだと思います。
 私にとって親友・友人はかけがえのない存在です。お互いの成長や幸せを願っていつまでも大切にしたい。そういう環境をこれからもつくって行きます。 
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