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毎日ブログ

2025/11/08
721/1000 心に火を灯す整理収納  

石川県金沢市・朝霧台にある 学校法人SAIBI学園 で開催された

「ゾーニングから始める保育現場の整理整頓」見学会に参加した。

園内を歩きながら感じたのは、

環境整備とは単なる片づけではなく、

子どもと職員の命を守るための営みだということだ。

教室の棚やロッカーには、

先生たちが積み重ねてきた歴史と、

毎日、子どもたちと向き合ってきた時間が宿っている。

モノを動かすことは簡単でも、

その思いや文化を動かすことは、決して簡単ではない。

けれど、能登半島地震は問いかけた。

「その配置で、全ての命は守れるのか」と。

可愛さの前に、安全。

思い出の前に、命。

その優先順位を明確にし、実際の環境へと落とし込んできた園の歩みは、

決意の積み重ねそのものだった。

そして気づいた。

人を動かすことには、人が成長することが必要なのだ。

自分の幼さ、こだわり、わがままと向き合いながら、

はじめてチームは動き始める。

そこに、整理収納の本質がある。


「早く行きたいのなら一人で行け。

 遠くまで行きたいのならみんなで行け。」

一人ひとりの心に、ブレずに火を灯し続けてきた結果、

この園には“仲間としての強さ”があった。

それが、何より心に残った。


私の実践の日々も続いてゆく。


2025/11/06
719/1000 三河屋のサブちゃん月間   

今月は、「お客さんに会いに行く月間」。

普段は電話やメールで済んでしまうご挨拶も、実際に足を運んでみると、やっぱり感じるものが違います。

目標は1日15件。もちろんアポなしで。

突然の訪問にもかかわらず、皆さん、手を止めて「おう、いらっしゃい」と迎えてくださる。ありがたいことです。

そして今日も、犬。

事務所でワンちゃんと一緒に仕事をしている会社さん、意外と多いんですよね。

シーズー、シュナウザー、チワワ。

犬好きの私にとっては、もう天国です。

最初は警戒されて「ワン!」と威嚇されるのですが、撫でてあげると、すぐに「まぁこの人なら…」という顔になってくれる。

その瞬間、心がふわっと溶けます。

特にシュナウザーくんは大歓迎モードで、帰り際には私の車に飛び乗ってくる勢い。

「じゃあ一緒に行くか?」と言いそうになるのを、ぐっと踏みとどまりました。

そして、こうして回っていると、色々と困りごとも聞こえてきます。

「最近こういうゴミが増えてさ」「置き場が狭くなってきてね」

ちょっとした愚痴や、まだ言葉になっていない不安もあれば、次につながる話のタネもある。

なんだか自分が「三河屋のサブちゃん」みたいだな、と思うのです。

ただの集金や業務連絡じゃなくて、

「ちょっと寄ったよ、どう?変わりない?」

そんな距離感。

仕事って、書類や契約書の中だけで完結するものじゃなくて、

こういう“間”で育つものなんだな、と改めて感じました。

今日も良い日でした。

明日もまた15件、会いに行ってきます。

次はどんなワンちゃんと出会えるやら。

2025/11/04
717/1000 中小企業とおできと屏風   

昔よく耳にした言葉がある。

「中小企業とおできは大きくなると潰れる」

「中小企業と屏風は広げすぎると倒れる」この格言、

昭和の経営者たちは、身をもって“戒め”としていたのだと思う。

けれど、最近こういった話を耳にすることがめっきり減った。

言う人がいなくなったというより、

私たちが耳を貸さなくなったのかもしれない。

いまの世の中は、拡大や成長という言葉が飛び交う。

だが本来、「拡大」は数字の話で、「成長」は人の話だ。

売上を増やすのは拡大。人が育つのは成長。

人の成長を伴わない拡大は、筋肉よりも先に骨を大きくするようなもの。

形は立派でも、いつか体がもたない。

そこに拍車をかけているのが新規事業に対する補助金の存在だ。

挑戦を後押しする仕組みとしては素晴らしい。

だが、いつの間にか「新規事業=やるべきこと」という目的不明確な歪んだビジョンに踊らされていないだろうか。

実際に、事業再構築補助金を活用した企業では、補助を受けた後に「製品・サービスを1つ以上販売・提供している(事業化段階3以上)」という状況に至った企業が約 59% にのぼるという報告がある。しかし、「利益を出している(収益化している)企業」は約 14% 。

つまり“始めること”はできていても、“続けて結果を出すこと”にはまだ大きな壁がある。

売上至上主義、社長のメンツ、そしてそんなメンコ合戦とも言える幻想に付き合わされる社員たち。


目的を見失った拡大は、

やがて誰かの疲弊を代償として成り立つ。

会社を広げることより、

中にいる人たちが豊かになることを大切にしたい。

“拡大”よりも“成長”を。

“広げる”よりも“深める”を。

時代は変われど、この格言が語る本質は、

今こそ、もう一度見つめ直す価値がある。

2025/11/02
715/1000 夕陽を撮るひと   

日曜日の午後、車の窓から妻が珍しくカメラを構えた。

田んぼの向こう、海から流れてくる雲に太陽が遮られ、その隙間から光が強く差し込んでいる。

「すごいね」

助手席のその声が、いつもより弾んでいた。

最近は休みも仕事をしに会社に行ってしまう。

気づけば三連休もほとんど会社。

新しいプロジェクトのことを考えていると、時間がいくらあっても足りない。

そんな日々の中で、妻を誘って羽黒の「つむぎ」さんへ出かけた。

先日のセミナーでご一緒したご縁もあって、ずっと気になっていたお店だ。

三種のお汁が自慢というお蕎麦は、聞いていた通り、香りも余韻も見事だった。

食後は、ハシゴでお茶。甘いものを少し。

そのあとスーパーや無印、ドラッグストアをひとまわり。

特別な予定も、目的もない。

けれど、そんな「なんでもない時間」が、いまの自分には一番ありがたい。

子どもたちが小さかった頃は、外出ひとつにも作戦が必要で、

二人でこうして歩くことなんて、ほとんどなかったように思う。

家に帰って、妻のスマホをのぞくと、

さっきの夕陽が一枚、そこにあった。


2025/10/31
713/1000 社長、集金に行く。   

今日は月末の金曜日ということで、何かと慌ただしい一日でした。

最近は振込やカード、ペイペイなど支払い方法も多様になり、集金に伺う機会も減りましたが、それでもいくつかのお客様のところへは直接お伺いしています。

行く先は実にさまざま。お寿司屋さん、ラーメン屋さん、喫茶店、イタリアン、定食屋、バー、居酒屋、花屋さん…。

「ゴミ」という切り口で、これほど多くの業種の方々と関わっていることに、改めて驚かされます。

「駅前が賑やかになってきたね」「観光客が戻ってきたよ」

そんな何気ない会話の中に、地域の景気や人の流れが見えてくる。

帳簿の数字だけでは分からない“リアルな温度”を感じる瞬間です。

そして改めて思うのです。

振込でもカードでもペイペイでも──お金を頂くというのは、決して当たり前のことではない。

それはお客様からの信頼であり、感謝の証。

この「ありがとう」を、対面で感じられることこそが、集金という仕事の原点なのかもしれません。

そして会社として、みんなで掴み取った仕事の集大成が、この集金。

現場で汗を流したスタッフ、事務で支えてくれた社員、そしてお客様。

そのすべてが一つにつながる瞬間が、まさにこの「ありがとうございます」の時間です。

やはり、社長こそ集金に出るべきだなと、改めて感じました。