信頼できる廃棄物処理許認可と実績
お片付け・ゴミ処理・買取 一括受付
鶴岡市・酒田市で家財整理・遺品整理・特殊清掃をお届けするお片付けのプロ集団 アンカーズ

電話受付:8:00〜17:00 定休日: 日・祝

  1. 毎日ブログ
 

毎日ブログ

2022/10/27
こんなお手紙は捨てられるはずがない  
 会社に戻ると、一通の手紙が机の上に置いてありました。結婚式の招待状か、何かの竣工式の招待状といった佇まいの封書です。何かと思えば、先日こちらがお礼のお手紙を送った相手からのお返事でした。私は100均の便箋にボールペンでササっと書いたお礼状だったのですが、相手からは、しっかりとした封筒に季節の絵柄が描かれている素敵な便箋、そこにこの上ない達筆の筆文字で認めてありました。
 中身はどんな重大が事が書かれてあるのかと、ハラハラしながら読んだのですが、私が先方に送った様な、いたって普通の文面です。普段だったら、特に重要な内容が記されている訳ではないので、暫くしてゴミ箱へということになるのだと思いますが、この封書は捨てられない、捨てる気がしない。この様に丁寧に丁寧に認められた封書が本当にありがたく、嬉しい、清々しい気持ちになりました。
 肉筆の手紙を受け取ること自体少なくなりましたが、この様に筆字で素晴らしく美しい文字が並んでいる便箋を頂いたのは生まれて初めてです。私はこの便箋を額に入れて飾ろうと思います。
 そして私もこの様に人に感動を与えられる手紙を書ける人間になりたいと感じました。これは単に字が上手いとか筆まめとかいうレベルではありません。人の気持ちを動かす事ができるそんな力がある手紙なのです。
 今日はそんな素敵な出会い・発見をいただく事ができました。合掌

2022/10/26
ラグスポを創ったロイヤルオーク誕生から50年  
 先日羽田空港を利用したのですが、一つの広告が目を引きました。それは世界三代時計ブランドの一つオーデマピゲの広告。雲上ブランドと呼ばれ、一般には手の届かない価格帯のラインナップで、貴族のお抱え時計ブランドとして歴史を歩んで参りました。
 そのオーデマピゲ(AP)の中で最も人気があるのが今回広告にもなっているロイヤルオークです。このモデルは1972年に発売され、今年誕生50周年。ロイヤルオークは世界で初めてケース等にステンレス素材を使用するなど(現在では普通ですが)、スポーツウォッチの概念を覆す画期的なモデルとして誕生しました。ドレスからカジュアルまでシーンを選ばない高いデザイン性で世界中の愛好家から人気を集めており、現在最も人気のある時計のジャンルである、ラグスポ(ラグジュアリースポーツ)というカテゴリーを生み出した時計としても有名です。
 価格的には800万円で買えるでしょうか、もっと高いかもしれません。とにかく希少性の高いブランドですから、おいそれと買える品物ではないでしょう。雲上ブランドと言われる所以がここにあります。
 今回この広告を見て50年間色褪せる事が無く、その人気が常に絶頂である商品って他にあるのだろうかととてつもなく感動しました。広告には「革命児から英雄へ」という言葉があります。この言葉が示す通り時計という小さな、なんだったら100円でも買えてしまう商品にこれほどまでの魅力・価値を与え、50年間不動の地位を走り続ける事ができたのは奇跡と言っても良いでしょう。そんな英雄に敬意を掲げ、少しでも近づきたいと憧れの眼差しを送りました。

2022/10/25
花と一輪挿しの関係  
 一本の花があります。バラにしましょうか。バラは一輪挿しに生けると素敵に見えます。一輪挿しに生ける事でバラはもっと素敵に、一輪挿しも主人を得てもっと素敵に映るでしょう。ですからお互いに単体であるよりも、合わさる事でお互いに魅力を引き出し合い調和が生まれます。
 ではバラを空き缶に生けましょう。空き缶の方がシュールで素敵だという方もいらっしゃるかもしれませんが、例えば大切な方をお迎えする玄関に、バラと空き缶は相応しく無いでしょう。一度調和が生まれるとそのモノたちは切り離すことが難しく、例えば玄関や食卓など、それに相応しい場が与えられます。そしてこれを見る人に安らぎや心地よさ、元気を与えてくれるでしょう。このように、調和の取れたモノにはその場をより魅力的に変えてゆく力があると言っていいと思います。
 これを他の例に置き換えると、社員が定着しないなどは、会社が空き缶的になっているかもしれませんし、妬みや・足を引っ張られる事が多いというのは、花が枯れている、一輪挿しに見合っていない状態なのかもしれません(あくまで主観ですが。)。
 だから、身に付ける物や持ち物もそうですし、住まいの環境や職場環境、付き合う人なども今の自分に調和しているのかという事がとても重要では無いかと思うのです。
 この様な自分との調和という価値観で、お片付けを進めて行くとモノやコトの整理が促進されるのでは無いでしょうか。そんな花と一輪挿しのお話。大事だなと感じます。
 
 

2022/10/24
ゴミ収集車(パッカー車)の火災を想定した訓練を実施  
 ゴミ収集車(パッカー車)、当社では毎日7台の作業車が稼働しております。このゴミ収集車の火災がここ数年問題になっています。ここ数年増加した背景に付いては分かっていませんが、直接的な原因としては使い切っていないカセットコンロのガスボンベがゴミの中に入っていることや、モバイルバッテリーなどからの発火によります。ごみ収集車は鉄板が回転する仕組みでゴミを圧縮しながら巻き込んで行く構造になっています。
 この為、ボンベ内に残されたガスが金属の摩擦によって発生する火花に引火し発火するのです。モバイルバッテリーは巻き込む際の大きな衝撃によって引火したり破裂する場合があるので、こちらも大変危険です。
 ゴミの収集時に気がついて取り除く事が火災を防ぐ上では最も有効なのですが、1日に何トンも収集する現場作業の中で全てのゴミを確認するのは至難の技と言って良いでしょう。やはり、ゴミの排出者から使い切っていることの確認を確実に行ってもらうことや、適切な分別を行った上でゴミを出すという行為を徹底して頂きたいとも思います。
 今回は、そんな収集時の火災に対する備えをしておこうと、YouTubeで対応動画を確認し、模擬的に通報訓練や対応手順の確認を行いました。訓練では手順表を見ながらできますが、実際に発生した際は大変慌てた状況で対応を取らなければなりません。みんなには、何を忘れてもパニックになっても、まずは119番・消防署に連絡する事、これを忘れなでと問いかけ訓練を終えました。

2022/10/22
「奇跡の一本松の根」展に思うこと  
 東京都千代田区で現在開催中の「奇跡の一本松の根」展を観てきました。奇跡の一本松とは東日本大震災時、陸前高田市に7万本あったとされる高田松原が津波によって流失し、その中で唯一耐え残った松の木です。
 復興のシンボルとして多くの人々に勇気を与えたのですが、その後海水によって枯れ多くの市民からの寄付によって現在はモニュメントとして保存されています。
 私は津波が起こす水流のエアポケット的な偶然によってこの木だけが被害を免れたのだと考えていたのですが、モニュメント化の際復元に携わった匠達のインタビューから、非常に目の詰まった名木に値する素晴らしい松であった事を知り、決して偶然という訳ではなかったのだということが理解できました。
 この奇跡の一本松はモニュメントとして現在もその地にあり人々に力を与えています。しかし根は防腐処理がなされたまま倉庫に保管され、特に日の目を見る事はありませんでした。
 今回の展示は、これまで日の目を見ることが無かった根にスポットライトを当てるものであり、計り知れない津波の力に打ち勝った力強い根の躍動感や生命力を感じることができる大変素晴らしい企画だと思います。
 私の名前は小林秀樹という事で、木という文字がたくさん使われており、子供の頃から樹木にはとても親を感じてきました。今回この根のみの展示というものを初めて観て、人の心の中に渦巻く感覚や、憤りの様なものを視覚的に感じることができ、同時じに力一杯踏ん張るその姿にとても大きなエネルギーをいただくことが出来ました。
 あの根から生まれる生命力・躍動する力が、名木と言われるその木を支えたという事実を目の当たりにできた事は、足下を磨き上げることの大切さを映像として私の心に刻み、これからの人生に大きな勇気を与えてくれたと感じています。
<<  <  99  100  101  >  >>