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毎日ブログ

2026/04/11
874/1000 そりゃ、気になるよね   

「自分は何をやってきたのか」と立ち止まることがある。

その瞬間、ちょっと血の気が引く。

見えていなかったものが、急に姿を現す。

ああ、怖いなと思う。

だけれど、目を逸らす訳にも、逃げる訳にもいかない。

逃げたように見える選択だって、たぶんあるのだろう。

でもきっと、それは少し勿体ない。

今はちょうど、その真っ只中にいる。

この先に何があるのか。

そりゃ、気になるよね。

2026/04/09
872/1000 クローゼットの奥のスーツが教えてくれたこと   

昨年の4月1日、体重69.9kg、へそ周り85.5cm。

今年の4月1日、体重64.2kg、へそ周り77.5cm。

ちょうど一年で、体重は5.7kg減り、へそ周りは8cm細くなった。

 

こうして数字だけ並べると立派な変化に見えるが、特別なことをしたわけではない。半年間パーソナルジムに通い、その後は教わったことを維持するために、毎朝10分ほどのトレーニングを続けているだけである。

 

たった10分とはいえ、毎日続けるとなかなか侮れない。

 

先日、クローゼットの奥に掛かっていたオーダースーツを久しぶりに取り出してみた。かなりタイトな仕立ての一着で、以前、座った拍子にパンツのポケットが裂けてしまったことがある。修理はしたものの、それ以来なんとなく履けないままになっていた。

 

ところが今年、あらためて袖を通してみると、不思議なほど自然に収まった。

 

「ああ、履けるな」

 

そう思った。

 

体重が減ったというより、自分の身体が静かに整ってきたのだと感じた瞬間だった。

 

この一年は会社の働き方も変わった。休み方も変わり、仕組みも見直した。慌ただしく動いていたはずなのに、振り返ってみると、自分自身のリズムも少しずつ整っていたように思う。

 

数字は正直だが、スーツはもっと正直だ。

 

履けなかった一着が、もう一度履けるようになる。その変化は、暮らし方が変わった証拠なのかもしれない。

 

来年の4月1日には、どんな数字になっているだろうか。そう思いながら、今朝も変わらずダンベルを握った。

 


2026/04/07
870/1000 桜とみぞれ   

桜は満開だけれど、みぞれが降ってきた。

昨日は車でクーラーをかけ、今日は暖房だ。

春というのは、前に進んでいるのか戻っているのか、よく分からない季節だ。


それでも昨日は、ツバメのツガイが会社のテラスに巣作りの下見に来ていた。

人間の体感よりも、季節の方が少し先を歩いているように感じる。


車のエアコンがクーラーに切り替わるころになると、もう夏の入り口に立っているのだろう。

そういえば最近、家庭用エアコンの「2027年問題」という話を耳にした。

冷媒ガスの切り替えに伴って、エアコンの価格は2割ほど上がるとも言われている。

それなら今のうちに買った方がいいのかと思うが、新しい機種は省エネ性能も上がっていて、14畳タイプなら年間で12,000円ほど電気代が安くなるという話もある。

つまり、早く買うのが得なのか、待った方が得なのかは、その家の使い方次第ということになる。


エアコンの話はさておき、

会社のスタッフのことを考えると、最近は冬よりも夏の方が怖いと感じるようになった。

好きだった春なんだけれど、夏が重すぎる。

子供の頃、クーラーなんかいらなかったんだけどな〜

それでも季節は巡る。

2026/04/05
868/1000 我が家の終活(クサガメ編)  

実家の母から電話があった。

50年以上飼い続けている亀を、お寺に許可をいただいてお寺の池に放そうと思う。だから別れを言いに来なさい、という。

その亀は、母が嫁に来る前から家にいた。

祖父が世話をし、その後は80代になった父が世話を続けてきた亀である。

子どもの頃、祖父に「この亀はどうしたの?」と聞いたことがある。

祖父は「海で捕まえてきた」と言った。私は長い間それを信じていたが、大人になってからこの亀が淡水に住むクサガメだと知った。

それでも、50年以上も我が家にいることに変わりはない。

何度も脱走して行方不明になりながら、いつの間にか戻ってきて、毎年卵まで産む。どうやらメスらしい。

放すと聞いたとき、世話もしていないくせに寂しいなとも思ったが、しょうがないなとも感じ、そのまま床についた。

その夜、夢に祖母が出てきた。

祖母と同じ布団に寝ているのだが、祖母は額に汗をかき、苦しそうにしている。やがて空がざわめくようにカラスの群れがやってきて、満月を覆い隠したところで目が覚めた。

祖母の名前は亀恵という。

その名前のこともあってか、この亀は我が家では大事にされてきたところもあるのだと思う。

翌朝、実家へ行き、その夢の話をした。

そして、私が飼ってもいい旨を伝えた。

これからどうなるのか。

冬眠中の亀は知る由もない。

2026/04/03
866/1000 小林家の小さな変化   

情報の入れ方というのは、今やSNSが中心になっているのだろうと思う。もちろん便利だし早い。けれども、そこにはどうしてもバイアスがかかる。自分の見たいものばかりが集まり、そこから世界を眺めていると、いつの間にか少しおかしな景色になってしまうこともある。

気がつけばテレビもあまり見なくなった。

 

そんな我が家で、この春ひとつ小さな変化があった。新聞を取ることにしたのだ。

 

10年ほど前までは購読していたのだが、ある日ポストを覗いても最近来ていないなと思ったら、妻が相談もなく解約していた。2、3日読まなかったのが理由だそうだ。なるほど、確かに読まれない新聞ほど寂しいものはない。

 

それ以来、新聞とは縁がなかった。

 

今回、購読することになったきっかけは高校2年になる息子だった。学校の先生に、試験対策なのか新聞を読むようにと言われたらしい。妻は「どうせ読まないでしょ」と反対したが、私は少し違った。

 

私も読みたい。

 

そう思って、息子と二人でお願いしてみたところ、無事に受理された。

 

どの紙がいいのかは息子に任せた。右とか左とか色々あるから、自分で調べて決めてみたらいい。息子なりに調べて、Y紙にした。

 

新聞が届き始めて、2〜3日ほど経過した。部活が忙しいと読めないかな、と本人も言っていたのだが、思っていたよりしっかり読んでいる様子だ。社会面を開いたまま朝食をとっている姿を見ると、なんだか少しうれしくなる。

 

以前はタブレットに片耳ワイヤレスイヤホンというのが定番の食卓で、思わず「サイボーグかいな」とツッコミを入れてしまうような朝だった。

 

それが今は、紙をめくる音がしている。

 

雀が少なくなっているとか、そんな記事にふと目が止まる。知らないことって、まだまだ多いなあと感じる。世界を見ているつもりで、実はほんの一部しか見ていなかったのかもしれない。

 

新聞という知りたくない情報も含め流れてくるものを受け取る感覚。

息子と同じ新聞を囲む朝が始まったことも、なんだか静かにうれしい。