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毎日ブログ

2025/06/07
569/1000 夢みたいな話   

まだ店内には入っていませんが、昨日オープンしたばかりの「無印良品 鶴岡」。

先月オープンした酒田店は大賑わいだったと聞いていたので、正直、鶴岡の方も混雑を心配していました。でも思ったほどの渋滞はなく、そこはちょっとホッとしています。


そもそも、鶴岡に「無印ができる」なんて、ちょっと夢みたいな話なんです(しかも会社から400m)。

これまで、買い物のついでに山形市や新潟に寄るしかなかったあの無印が、ついに“徒歩圏”に!


夢といえば──

つい先日、久しぶりにリアルな夢を見ました。

なんと、高校時代のサッカー部のたぶん何かの決勝戦で、私がハットトリックを決めるという、あり得ない展開。

48歳になってそんな夢を見ている自分に苦笑しつつも、それぐらい今回の“無印進出”は衝撃的だった、という話です(笑)。


まだ行っていないとはいえ、もうすでにあれこれ買うものをシミュレーション中。

あの収納用品とか、キッチン用品とか、ついでにカレーとか。

(ついでのついでに文房具も)


さて、鶴岡に新しい風が吹いた今。

モノの持ち方や暮らし方、ちょっと見直すいい機会になるかもしれませんね。

2025/06/05
567/1000 宇宙がぶつかると、ビジョンが生まれる   

長年ずっと、海ゴミのことが気になっていました。

仕事でもあり、趣味でもあり、いや──もはや“執念”かもしれません。


今日はそんなテーマで、横浜のメーカーさんとオンラインミーティング。

これが、ただの打ち合わせじゃなかったんです。


同じように熱い思いを持つ相手と話すと、

とにかく話が止まらない。

共通言語がいくつもあって、

ふたりの会話が次第に“対話”になって、

頭の中で何かが化学反応を起こす。


そして、降ってきた。

予想もしていなかった、とてつもないビジョンが。


これは──

人間と人間という“宇宙”がぶつかり合ったときにしか

生まれないものなんだと思いました。


ビートルズのジョンとポールがそうだったように。

全然違うふたりの中にある何かが、

重なり合ったときに、化け物みたいなエネルギーになる。


いま、そんな状態です。


これはもう、

とにかく横浜に行って、彼と直接話さなければ。

画面越しではもったいない。

リアルで“宇宙衝突”を起こしてきます。

2025/06/03
565/1000 果実が実れば、街も人も動き出す   

「佐藤錦が、ちょっと厳しいらしいね」

そんな話が、近頃あちこちから聞こえてきます。


さくらんぼ王国・山形県。

全国の約75%を生産しているとも言われるだけに、

この時期の空気には、どこかそわそわとした緊張感が漂います。


春先の天候不順や、開花時期の低温が影響したとか。

紅秀峰はどうにか大丈夫そうとのことですが、

佐藤錦に関しては、収穫量も味も、例年通りというわけにはいかないようです。


そんななか、ニュースではさくらんぼの盗難事件も報じられていました。

高級フルーツゆえの被害。

実をならせるまでの手間や時間を思うと、やるせない気持ちになります。


もうひとつ印象的だったのは、代行運転の方の話。

「さくらんぼが不作だと、夜の街の賑わいも減るんですよ」

毎年この時期、観光や取引で来た人たちが夜の街に流れていく。

飲み屋さんにとっても、さくらんぼは“稼ぎどき”なんだそうです。


さくらんぼって、ほんとに“季節を回す果物”なんだな、と改めて思いました。


そんな中

「さくらんぼ狩り行きた〜い」と、娘がぽつり。


珍しいことです。

どちらかといえばインドア派の娘が、果物狩りに興味を示すなんて。

なんとなくうれしくなって、「じゃあ行こうか」と即答した自分がいました。


毎年あるはずの季節の景色が、当たり前じゃないと知った今年。

家族で味わう一粒は、きっと少しだけ、特別に感じられるかもしれません。

2025/06/01
563/1000 薪は貸すな、の教え   

今日は、薪ストーブ用の薪作り第一弾。

山で切り出した木を、トラックに積んで家まで運びました。

汗だくにはなりますが、これはもう毎年の風物詩のようなものです。


この地域には、昔からこんな言葉が残っています。


「醤油や味噌は貸すが、薪は貸すな。」

はじめて聞いたときは、なんだかケチな話に聞こえました。

でも、薪というのは今日明日で準備できるものではありません。

切って、割って、乾燥させて…実際に使えるのは数年後です。


つまり薪は、“時間をかけて整える暮らし”の象徴なのです。

だからこそ、それぞれがきちんと用意しておくことが当たり前だった。

人に頼る前に、まず自分の冬を守る。それが“暮らしの礼儀”だったのでしょう。


今日積んだ薪が活躍するのはおそらく3年後の冬。

今、まだ見ぬ寒い朝を思い浮かべながら、汗をかく。

これは未来の自分と家族への、ちょっとした贈り物なのかもしれません。


備えるということ。

それは、誰かに頼らなくてもよいという、ささやかだけど誇らしい暮らしの形。


春の山仕事の先には、

ストーブの火に照らされた穏やかな時間が、きっと待っています。

2025/05/30
561/1000 静かに変わる、夜の風景   

カッコウが涼しげに鳴いています。

初夏の鶴岡、空気が澄んでいて、外回りも気持ちのいい日でした。


月末ということで、今日は集金に。

件数は以前に比べて減ったものの、

馴染みのお客様と顔を合わせて言葉を交わせるのは、今となっては貴重な時間です。


飲食店に伺うことが多いのですが、

そこで耳にしたのは「最近、2次会に行く人が減ってね」という声。

その理由は、夜間の代行運転がつかまらないこと、

そしてタクシーの台数自体が減ってしまったことにあるそうです。


そういえば、ホテルから少し離れたエリアの店が静かで、

逆に近場のお店に人が集まっているという話もありました。


コロナが落ち着いても、街の風景は元に戻るわけじゃない。

代行、タクシー、そして人の流れ。

夜の鶴岡は、静かに、確かに変わっているようです。


それでも変わらず店を開けてくださる方がいて、

そこに灯る明かりが、どこか安心感をくれる。


小さな会話から、街の“今”を感じた一日でした。

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